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フレンズアップの山根でございます。
以前のブログ
勉強してきた!令和6年7月27日に喜多川泰先生の研修会に行ってきました!
にて最後に書かせていただきましたが、学んできたことをもとに、改めて喜多川先生の指標というか大事にしていることを、私なりに解釈してアンケートを取ってみました。
自分はできていると思っても、実際はどうなのか。
アンケートの項目は以下の通りとしました。
・生徒のために1mmでも成長しようとしている
・アドバイスをもらうと、何をやればいいのか明確になる
・私の良さを引き出してくれる、良いところを褒めてくれる
・じっと目を見て話をしてくれる
・挨拶をうやむやにせず、大事にしている・きちんとしてくれる
・先生自身が生徒に言ったことを守っている
・実はほとんど意味がないけど、やっていると授業っぽく見えることをやっている
・学ぶのが好きな先生だと思う
・教えている教科以外も勉強しているように見える
・教えている教科では小学校から高校までの内容を把握しているように見える
・生徒一人ひとりに合わせた対応・態度をとっている
・読書をすすめられる・本を読もうと言われる
・先生がいろいろな人や一流の人と会っている様子がわかる
・先生が育てようとするのではなく、生徒が自分で成長していくのをサポートしてくれている
研修会で学んできたことと、喜多川先生の新刊 ティーチャーズバイブル「サクラ咲け」に書かれていることをもとにして
アンケートの項目をつくってみました。
先生に向けられたものですので、例えば、自分の教える科目だけでなく、他科目も勉強しよう!みたいなことが書かれて推奨されていたところに関しては
・教えている教科以外も勉強しているように見える
のような項目をつくってアンケートを取ってみました。
アンケートの対象者は
中1~高3
小学生はちょっと難しいかなと思ったのと、まだ入会間もない子たちしかいないので対象外としました。
アンケートの取り方は
1~10段階
1,2:全くそう思わない
3,4:あまりそう思わない
5,6:どちらともいえない
7,8:ややそう思う
9,10:非常にそう思う
としました。
10段階にしたのは、9と10をはっきり分けるためです。
うちの子たちは、みんな優しいので基本こうしたアンケートであまり悪くしない気持ちが働いてくれます。
先生に気を遣ってくれるような子たちばかりです。
しかし、アンケートでの目的は、僕たちの成長です。
どこに伸びしろがあり、どこを成長させていけばいいのか、はっきりさせることです。
そこで10段階として
10は10点
9は7点
8は5点
7は3点
6は1点
5は0点
4は―3点
3は―5点
2は―7点
1は―10点
としました。
これで10点満点です。
全部9と10が半分ずつなら8.5点になり、9点台には届きません。
これで各項目はっきりと差が出る得点となりました。
さて、山根の結果です。
・8.8点 生徒のために1mmでも成長しようとしている
・8.4点 アドバイスをもらうと、何をやればいいのか明確になる
・9.2点 私の良さを引き出してくれる、良いところを褒めてくれる
・8.6点 じっと目を見て話をしてくれる
・9.8点 挨拶をうやむやにせず、大事にしている・きちんとしてくれる
・8.9点 先生自身が生徒に言ったことを守っている
・2.9点 実はほとんど意味がないけど、やっていると授業っぽく見えることをやっている
・8.6点 学ぶのが好きな先生だと思う
・7.9点 教えている教科以外も勉強しているように見える
・8.8点 教えている教科では小学校から高校までの内容を把握しているように見える
・9.6点 生徒一人ひとりに合わせた対応・態度をとっている
・4.3点 読書をすすめられる・本を読もうと言われる
・9.6点 先生がいろいろな人や一流の人と会っている様子がわかる
・8.9点 先生が育てようとするのではなく、生徒が自分で成長していくのをサポートしてくれている
となりました。
8.5点以上を〇 (9と10が半分ずつ)
9.5以上を◎ (ほとんど10で1割未満で9)
として、自分の良いところをみました。
7.5点以上8.5点未満を△ (8と10が半分ずつ)
7.5点未満を× (ほとんど9で10が少ししかない)
として、自分の課題を見れます。
実はほとんど意味がないけど、やっていると授業っぽく見えることをやっている
の項目に関しては、点数が低い方がいいので(こうしたアンケート方法で、しっかり正確に数字が取れるように工夫しています)
そこに関しては
2.9点
ということで、一見授業っぽい意味のないことは、あまりやっていないこともわかりました。
さて、そうやってみると
少なくとも2年以上付き合いのある生徒からは
山根は
「私の良さを引き出してくれる、良いところを褒めてくれる」先生であり、
「挨拶をうやむやにせず、大事にしている・きちんとしてくれる」先生であり
「生徒一人ひとりに合わせた対応・態度をとっている」先生であり
「先生がいろいろな人や一流の人と会っている様子がわかる」先生となりました。
ありがとうございます。
そして課題となったのは
・教えている教科以外も勉強しているように見える
7.9点
ということで、あまり数学や理科以外は勉強しているように見えない・・・ということ。
では専門性が高く、数学や理科はものすごく勉強しているように見えるのか、ということに相関性のある質問をみると
・教えている教科では小学校から高校までの内容を把握しているように見える
8.8点
ということで、そこまででもなかった・・・(笑)ということになりました。
自分では結構、専門性もあり、幅広く勉強しているつもりでしたが、付き合いの長い生徒たちからすると
(他の項目と比べると)そうは「見えない」
ということになりました。
ちょっとショック(笑)
ただアンケートではそう「見える」かどうか、ということで、喜多川先生も著書の中で、あくまでも先生自身が専門性を高めて、同時に他教科も勉強しようということなんですが、山根は生徒からすると
ややそう思うというレベルで
非常にそう思うというレベルには至っていない
ということははっきりしました。
これがこうしたアンケートを取ることでのメリットですよね。
自分ではそう思っていても・・・ということです。
コンビを組んでいる他塾の塾長先生は
・学ぶのが好きな先生だと思う
・教えている教科以外も勉強しているように見える
・教えている教科では小学校から高校までの内容を把握しているように見える
の3項目は山根より数字が良くはっきりと二人の特性の差が出ました。
・8.8点 学ぶのが好きな先生だと思う
・8.5点 教えている教科以外も勉強しているように見える
・9.5点 教えている教科では小学校から高校までの内容を把握しているように見える
となっていて、生徒からもしっかり私と比べてみるとここで差が出るということでは、学びとなりました。
いや~確かに最近は読んでいなかった数学理科の本を読んで、教科書研究をもっとして、それをアピールしようかな(笑)勉強になります。
うれしかったところでは生徒からの評価で、僕は
よく褒めて、挨拶を大事にして、一人ひとりよく見ていて、いろんな人と会っている
という人間性の部分を評価してくれたことはありがたく頂戴しようと思います。
自分の良さを客観的に知り、課題をまた客観的に教えてもらう
伸びしろを自覚して、まだまだ成長できる。
そう思えた、今回のアンケートでした。
あと、本は読むようにもっと伝えようと思いました。
自分が学生時代は本を読まない日はないくらい、読むのが当たり前でしたが、現在はスマホが全盛で以前ほど私も読まなくなりました。
本ほどコストパフォーマンスの良いものはこの世にないと思っています。
まずは自分からですね。最近はまた少しずつ読むようになってきました。
伝えていきたいと思います。
協力してくれた生徒のみんな、ありがとうございました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
生徒のみんな、保護者様のお力になれるよう、しっかり成長していきたいと思います。
ありがとうございました。
山根良友
以前の喜多川泰先生の研修会に行ってきたブログはこちら