ご覧いただきありがとうございます。
今年度よりフレンズアップの成績も発表していこうと思います。
いよいよ機が熟したというタイミングだなと感じたためです。
そしてその予感は的中でした。
まずは用語の説明です。
以下に出てくる「平均点との差」というのは 、生徒一人一人が平均点から何点上回った、下回ったという数字の合計の平均をとったものです。
平均点が60点なら80点で+20点だし50点なら―10点です。この場合、この二人での平均点との差は(20-10)÷2=+5点です。
平均点が50点なら75点で+25点となり、50点ならプラスマイナス0点です。この場合は平均点との差は(25+0)÷2=12.5点です。
平均点との差を見るのは、各科目や各年度によって難易度が変わるためです。
簡単なテストなら点数を取りやすいし、難しいテストなら点数が取りにくいからです。
つまり難易度が異なるものを単純に点数だけで比較するのはフェアでないためこの「平均点との差」というものを取り入れています。
フレンズアップが始まってデータをとって以来、文系担当で生徒に取らせた点数が「平均点との差」で+20点を超えた先生は過去にいませんでした。
それもそのはずです。
フレンズアップは入塾テストもなく、勉強が苦手な子が他塾さんとも比べて比較的多い塾です。その証拠に入会時の偏差値で塾生全員で平均50を超えたことはありません。入会テストも駿台模試やアドバンス模試といった難しい模試ではなく、教育開発出版さんのスタンダードテスト(以前まではCTと呼ばれていた)、多くの塾さんでも上位生は受験しない標準的なテストです。
そのため、平均点との差をとれば、学校と同じように プラスマイナス0 となる傾向が強いと思います。
母集団に傾斜がかかっているのは
・塾に入っている
・それもフレンズアップに入会している
という点です。
比較対象では過去に在籍していた文系科目の先生の場合ですが、その先生は元早稲アカの講師で早稲アカで全体順位2位になったり、開成必勝や早慶必勝を担当していた教務力抜群の先生でした。フレンズアップを一緒に立ち上げた先生でもあります。
その特別な先生で
国語+9.4点(87名対象) 英語+9.0点(39名対象)
(レベル換算するとフレンズアップレベル37)
でした。
また入試では、どれくらい点を取らせられていたのか、都立入試の結果をみると平均点との差は
国語+0.94点(8年間53名) 英語‐0.77点(8年間53名)
(レベル換算すると入試レベル国語6.2 入試レベル英語-5)
です。
この先生は英語に関しては、相当力がありました。相当というのは、私が今まで大手2社で見てきた先生たちの中でも一番英語力のあった先生です。
カリスマ性もありました。早稲アカでも大人気だった先生です。もちろんフレンズアップでも人気がありました。
その先生でも 学校のテストでは+10点がだいたい限界、入試では+1点~5点が限界でした。ある特定の子を大きく伸ばすことはできても生徒全体を伸ばしていくということがいかに難しいかということです。
自分はどうかと調べてみると同時期に
数学学校のテスト+23.5点(82名) 入試数学+5.6点(53名)
フレンズアップレベル94 入試レベル37
となっていて(学校のテストは化物みたいな数字ですね)、そのためずっと数字を取っていて学校のテストの上限は+25点、入試の上限は+15点としました。
それでは今年の1学期のフレンズアップの成績を発表させていただきます。
まず文系担当の先生ですが
今回の1学期期末テストで生徒が取ってくれた得点で
・担当した子たち16名の平均点 82点 80点オーバーです。
・平均点との差は 英語+24.8点 国語+20.1点 社会+19.1点 担当科目総合+22.1点!
という、素晴らしい成績です。+20点を超えました!初の快挙です。さすが一流の先生です。
これはレベル換算(レベル1~100)すると フレンズアップレベル89 です。すごいです。
さらに
・平均点との差で合計で+何点だったかの授業力は 354点です。
・入試力は過去5年分の生徒全員を ここも平均点から+何点取らせられたかを見ると国語で+9点 英語で+16点 社会で+11点 レベル換算(レベル1~100)では 入試レベル81
・アンケート調査(今年の6月 生徒全員から)では 100点満点中 85.9点
結果合計点数が 87点
となりした。
これはすべてデータ化して客観的に数値化したものです。80点を超えた先生も初です。
本当に素晴らしいです。
次に山根の成績です。
今回の1学期期末テストで生徒が取ってくれた得点で
・担当した子たち(公立中学で範囲学習の指導がが終わっている子)17名の平均点 87点
85点オーバーです。90点オーバーをいつも目指しています。
・平均点との差 数学+31.5点! 理科+25.4点! 担当科目総合+28.6点!
総合で25点を超えるのは大変なのでとてもよかったです。
数学の対象者は中1~中3で9名ですが、みんなが数学が初めから得意というわけでもなく、むしろ苦手な子が多い中でこの数字はとてもよかったです。
入会時の数学の平均偏差値は48.3となりますので、入会後このメンバーから偏差値30UPや学年1位、全国1位が出ているのもとてもありがたいことです。、
これはレベル換算(レベル1~100)すると フレンズアップレベル115 です。
(ちょっと意味が分からないくらい教務力が化物ですね)
さらに
・平均点との差で合計で+何点だったかの授業力は 487点です。
・入試力は過去5年分の生徒全員を ここも平均点から+何点取らせられたかを見ると数学で+16点 理科で+19点 レベル換算(レベル1~100)では
入試レベル116ととんでもない数字です。しっかり数年前より成長出来ていてうれしいです。
・アンケート調査(今年の6月 生徒全員から)では 100点満点中 87.9点
結果合計点数が 107点(100を超えました)
となりました。
山根は例年より少しよかったです。過去最高ではないので、まだまだ成長できそうです。
二人とも例年よりアンケート結果は少し点数を落としました。
山根は特に理科の板書(映像の中の文字)が見づらいとの指摘をたくさんいただきました。改善していこうと思います。
またうれしいことではフレンズアップの生徒全員が「この先生はよく見てくれている」を10点満点中10点をつけてくれました。うれしかったです。延べ29名全員がというのはとても有難かったです。
文系担当の先生は社会の評価がとても高かったです。次いで国語も評価が高かったです。時間をかけて準備してくれていますからね。本当にありがたいことです。
以上フレンズアップの成績発表でした。
ここで公開に至った理由を少しお話します。
以前の先生(一緒に立ち上げてコンビを組んでいた先生)もとても教務力の高い先生(私が思うに英語力では英語を母国語としない人間では世界一レベル)でしたが、諸事情により退職されました。その後しばらく経って今から5年前、さらにその先生を超えるかもしれない先生を紹介してもらいました。それが今の文系担当の先生です。
コンビを組んでみるとおそらく教材作成能力は日本一。私よりもすごい人だとわかりました。
私は、教務力に関しては常にどこに行っても、業界の誰に会っても「自分が日本一です」と話しているくらいですので、あくまで興味を持ってもらうためと、自称での日本一ですが、研鑽を怠ることなくやってきました。
それが、今回、もしかしたら教務力でも負けるかも、と思わせてくれるタイミングでしたので、事前に保護者様には公表することを連絡しておりました。
これが機が熟したと思ったタイミングでした。
文系担当の先生も「今回は勝ちに行きました。打倒山根をめざしたのですが」と言ってくれました。
とてもうれしいです。
本当に優秀な先生です。
実はこの先生は5教科全部教えることができる、それもハイレベルで指導できる先生です。
ただフレンズアップでは理系科目は私が担当しておりますので、文系科目で何かご相談ありましたらいつでもご連絡ください。
以上となります。
ありがとうございました。
引き続き研鑽を怠らないように励みたいと思います。
Friends UP
代表 山根 良友
字をもう少し丁寧に書こうと思います。
前回のブログはこちら
勉強してきた!令和6年7月27日に喜多川泰先生の研修会に行ってきました!