大学受験!総合型選抜で大逆転!

ご覧いただきありがとうございます。
大学受験ももう始まっていますね。
そう、秋の総合型選抜です。まだこれから学校推薦型選抜もあります。
学校内の指定校推薦はもう終わりましたね。

今は受験の形もいろいろあり、昔よりはるかにチャンスが多くなっています。
そのため、情報がとても重要で価値があります。
また価値ある情報を受け取るためには、やみくもに情報を集まるのではなく、行きたい大学や学部に絞って探しておくことが大事になります。

その中で、総合型選抜入試において、大逆転が起きました!
やりました!

入会は高3の5月です。
兄弟姉妹生で、お姉ちゃんが高校受験のため中3まで通っていただいての数年ぶりのご縁でした。
ご要望は
「お姉ちゃんが大学受験で苦労して、妹は推薦で行きたい」
とのことでした。
過去に受けた模試をもってきてもらうと
結果はE判定 B判定まで3教科で偏差値15足りない
学校の成績も(^▽^;)・・・という状況でした。

うん・・・めちゃ厳しいところからスタートだな
というのが第一印象でした。

その後の学校の7月の面談でも
総合型選抜は厳しいと言われた、とのこと。

さて、そんな中で、まず山根が指示したのは
英語と国語、それも現代文の受講です。
入試科目に現代文があったことにプラスまず、文章を読んだり書いたりするところから根本的に学力全体のレベルアップが必要だと判断したためです。

夏は中3、高3のメンバーと一緒に朝から勉強したりもしました。

そして夏前からご依頼いただいていた「総合型選抜」の準備です。
・大学に入って何をしたいのか
・高校では何を頑張ってきたのか
・将来は何になりたいのか
という基本的なところから
・大学での勉強については何を期待し、それをどう活かしたいのか
・高校での印象的な出来事を通して何を学んだか
など、普段からしっかり考えていないと答えられないことを、どんどん書いていかなくてはいけません。

これは本人が1人で書こうと思ってもなかなか書けるものではありません。
また学校の先生にみてもらったり、親に見てもらったりしても、人によっていろんなことが言われるので難しい

そこで 総合型選抜に提出する書類A4レポート5枚分の文字数ですが、それを一緒に作成することに。
ここからが山根の真骨頂です。
ポイントは 教えない
ということです。
あくまでも本人が、それを通して自分の事として考えて、面接で答えるのです。
私が完璧なレポートを作成しても、それは他人が作ったものになるため、面接では使えません。

ひたすら質問を繰り返し、答えてもらう
そして、それを私が文字で打って、本人が納得するまで言葉を確認する。

これを繰り返しやりました。

めちゃくちゃ時間はかかります。今回は私が使った時間はトータルで20時間です!
正直本人も特に普段から考えているというタイプの子ではなかったのでかなりきつかったと思います。
しかし、だからこそ効果は抜群です!

高校入試の都立推薦でもこうした手順で山根は行います。
そのため、合格率は平均よりかなり高く、以前取ったデータだと山根が関わると、内申点に関わらず都立推薦入試の合格率は60%を超えています!
これは驚異的な数字です。

実はお姉ちゃんも、高校入試では推薦で合格できました。
内申点では推薦合格の基準に達していなかったですが、合格することができました。

都立推薦入試では、だいたい例年平均7時間~8時間ほどの指導です。
自己PRカードの作成
面接練習
合計で8時間ほど一人ひとり関わります。

今回は、高校生だし夏にある程度上記の質問など書き出してみたりと準備をしていたので
4時間くらいの目安でスタートしました。

結果・・・関わった時間は20時間!

かなりかかりました。
その時期だけですが、その子の思考が全部わかるくらいまでになりました。
20時間会話するってものすごいです。
お休みの日など使って、やったこともありました。

やり方も先ほどの
教えない
というところから、質問してもその子が声を出すまで待ちます。
考えがまとまっていなかったりすると、ずっと待つことになります。
どんどん話してもらって、あとからそれをまとめて、こういうこと言いたかったのかなとすることもありますが、それもお話してくれないとできません。
まずはこの待つという時間がありました。

また高3 5月入会 だったため 9月の時点では私がその子の思考を完全に読めるまでになっていなかったことも時間がかかった要因でした。
都立推薦入試の時期となると長い子は4年間の付き合いがすでにあったり、短い子でも1年から半年ほどかかわりがあります。
その子の頭の中を読んでいく授業を得意としている山根の授業スタイルですので、そのくらいの時期となるとほとんど考えていることがわかってくるのですが
・普段授業で担当していない
・期間が短い
とのことで、読み切れないことから時間がかかりました。

そうした中で、本当に一転二転あり、第一段階で12時間かかって作成したものを、合格するためには、全部レベルアップをしたうえで全部書きなした方がいいと私が判断して、
「1週間で本を5冊読むこと」
「よかったところを書き出すこと」
「将来について、もっと具体的に考え抜くこと」
など関わりづづけて 結果20時間となりました。

発表の数日前にやっと河合塾の夏の模試の結果が返ってきて

それをみると
現代文の偏差値は10以上アップ
総合では偏差値5UPですが
3教科偏差値では10足りなく E判定
という もうこれは一般に回るとかなり厳しくなる状況でした。

そして、先日の朝、LINE公式アカウントに本人から
「合格しました!たくさん添削していただきありがとうございました!」
の文字が!!!!

やったー!ウォースゲーやったー!

と外にいましたが、喜びました!

大逆転合格!!!!!!!!!!

本人も頑張りました。ご家族の方にも話を聞いてあげてほしいと協力をお願いしました。
そして今回も私も目一杯頑張りました!

やりました!
面接指導にはずっと定評がございます。
山根の真骨頂です。
私自身も数学と理科を教えることの次に得意です、と公言しております。
いや、もしかしたら数学と理科よりも得意かもしれません。

さすがに、それはないか・・・
でもそれくらい自信のある分野です。

トコトン話を聴かせてもらい、その子の一番の魅力は何か
見つけ、称賛し、本人に自覚してもらいます。
その子自身が、自分で納得するまで聴かせてもらいます。
また、自分で気が付けるよう、促していきます。

フレンズアップの授業は
「自分でやってできるようになる」
です。
だから教えないのです。教えすぎないのです。
面接練習も同じです。
あくまでも、自分で面接に答えられなくてはいけないからです。

そして、こうしたお話は受験だけのお話ではありません。
これから社会に出て、自分で考えて、自分で決断して、自分で行動するのです。
それには、自分自身が自分のことを、はっきりと知っていると大きな力になります。
自信になり、安心します。
また必要以上に悩まなくなります。

受験を通して、生き抜く力を養う、すべてを善き友として成長する
そういう人づくりをこれからも目指していきたいと思います。

引き続きお力になれますよう精進してまいります。
ありがとうございました!

Friends UP
山根 良友

前回のブログはこちら
第90回 おかげさまで創業18周年を迎えることができました!

フレンズアップで夢をかなえる

お子さまの可能性を最大限に引き出します

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