【第86回】家のお手伝いと学力の関係~山根良友の教育で人生が変わるお話~

いつもありがとうございます!
山根良友の教育で人生が変わるお話
第86回は「学力を根本的に上げていくお話 家のお手伝いの効用」についてです。

かなり前のお話ですが、ある保護者様から「家のお手伝いと勉強って関係あるんですか?」
と質問されたことがありました。

私が根本的に学力をつけていくには、そのお子様に「家のお手伝いをさせてください」
と何度かお願いをしたことがあったからです。

私も言葉足らずだったため反省ですが、「もちろんものすごく関係があります。」というのが今でも変わらない私の答えです。

ただお子様にお手伝いをお願いするのは保護者様にも負担をかけることになる、ということは配慮が足りませんでした。
どうしてもミスをするし、時間もかかるし、教えるのに手間もかかるし、何よりもストレスですもんね。
そうしたお母さまのお気持ちをもう少し理解して(当時は理解していたつもりでしたが)、しっかり効用や予測される成果などお話したうえで、相手様に選んでもらえればよかったのだと、今では思えます。

お子様に お手伝いをさせるか お手伝いをさせないか

どちらをお選びになりますか。
ということです。

お手伝いのメリットは
・時間配分
・スケジュール管理
・スケジュール調整力
・交渉力
・根気の上昇
・約束を守る力
・継続する力
・習慣力の効果の実感
・マルチタスクから一つの事に集中すること
・めんどくさいが故にどうすれば効率が上がるか・時短できるかの思考
・どうすれば質が高まるかの試行
・身体を動かすことからの脳の活性化

などなど自分の体験を通して考えられます。
またこうしたことは、保護者様にも体験があるのではないでしょうか。

暗記力が上がる!とはエビデンスをもっていないので言えませんし、新しい単語を覚えられるとか計算ができるようになるとは
いえませんが、根本的に総合的な学力を上げられるのではと考えております。

それは、上記のメリットから勉強するまでの自己管理や、テスト前の勉強していくタクティクス的な発想が自然と身につくと思うからです。
そういう意味で全教科を根本的に上げていけると、私は考えております。

ただこれにはどうしても保護者様の協力が必要です。
家事を教えていくことは、本当にストレスになることだと思いますし、ミスは必ずするものですので
保護者様にも忍耐が必要になります。

ここで是非検討してほしいことは
学力を上げるという手段で家事を教えるということではなく
それはあくまでも付属的なことで

本来の目的は「生きる力を養う」ということです。

これに勝るものはないのではないでしょうか。
社会に出る前に、是非身に付けてほしいと願っております。

そんなことをお話させていただきました。
汲み取っていただき、参考になりましたら幸いです。
是非ご覧くださいませ。
ありがとうございました!

【第86回】家のお手伝いと学力の関係~山根良友の教育で人生が変わるお話~

前回のお話はこちら
【第85回】ストレスにならないコミュニケーション術~山根良友の教育で人生が変わるお話~
【第85回】ストレスにならないコミュニケーション術~山根良友の教育で人生が変わるお話~

フレンズアップで夢をかなえる

お子さまの可能性を最大限に引き出します

   TOTOP