WISC4について(学んできました)

 

WISC4(ウィスク)について、専門家の方にマンツーマンでご指導いただいてきました。

なんと大変ありがたいことに無料で学べました。

元々、この日は講演会で私が申し込んでいて学びに行ったのですが、たまたま欠席者が相次いで、私一人の参加となったので、この機をのがさず!との勢いで、本来学んでおきたかったWISC4について、ガッツリ質問させていただき学ばせていただきました。最近、よくこのWISC4を目にするようになり、勉強したいな、専門家の方は誰かいないかなと思っていたところに、ご縁をいただいていましたので大変ありがたい機会となりました。

まず、WISC4は発達障害の度合いを調べる検査ではありません。あくまでも

1、言語理解

2、知覚推理

3、ワーキングメモリー

4、処理速度

をみて、全体をとおしてFSIQという数字を出す

というものです。その中でこうした特徴があるので、こうした話し方、接し方、指導方法がよりその子に合っていると思われる、というこちらが学んでいくものになります。

例えば、言語理解の「類似」が苦手な子は指示代名詞が分かりづらいので「あれをこれして」ということが全く伝わりません。状況からわかる子はいるかもしれませんが、わかりません。また「単語」と「知識」が苦手な子は長記憶が苦手と分かるので、忘却曲線の前に復習させることが他の子よりもより必要となります。

知覚推理で「積木模様」が苦手な子は、空間把握能力が高くないので、タングラムなどを使って決められた形をスピーディーに行う訓練が有効と分かりますし、「絵の概念」が苦手な子は場の空気や気持ちの推察が苦手になるので、こういう場面ではこうしなさいと教えてあげたほうがいいこともあります。(教えてもらったのはお葬式の時では、悔しかったことを思い出しながら、自分のつま先をみていなさいなどです)

ワーキングメモリーの「数唱」では耳からの短期記憶がはかれるのですが、そもそも記憶に行く前に、脳では好き嫌いを通して記憶(海馬)に行くので、まず楽しいと思ってもらうことが大切、本人が自分で考えた語呂合わせがいいなど記憶の仕方についても改めて学べました。

処理速度の「符号」が苦手な子は目で見た板書をノートに写すことが苦手になるので黒板を写すことが遅れがちになります。それは選択的注意が苦手とのことなので、点と点を番号順につないで絵にしていくことや、ウォーリーを探せなどで訓練できると教えてもらいました。「記号探し」の訓練では視覚的探査の速さをはかるのですが、これも訓練では間違い探しや迷路などがいいと教えてもらいました。トランプの神経衰弱もいいみたいです。その際に昔ならAKBのトランプカードで好きな子(推しの子)ならきっと覚えられるという作戦で、訓練したこともあったと教えてもらいました。

こうしたそれぞれの特徴からいかに指導者がフォローできるかは、全部ができる・できないというよりまず指導者の立場の人ならしっかり知っておいて、学んでおく姿勢が大切だなとつくづく感じました。

今回学んだことについても、もしかしたら以前の私なら学生時代からずっと心理学など学んできたことと同じで、改めて学ぶ必要がないと判断することもあったかもしれませんが、今では全く感じ方が異なります。常に学び、常に確認、常に謙虚に、専門家に教えてもらえるならどんどん積極的に教えを乞うことが必要だと感じております。

それは教育の場では「子どもたちのいのちをお預かりしているから」です。学びすぎることなんていうことは決してありません。

さらに教えていただいたのはこうしたことからさらに「不登校になる原因」についてです。

3つあります。

・授業についていけない

・友だちとのトラブル

・先生との相性

とのことでした。この中で友だちとのトラブルについては、一つはコミュニケーション力、もう一つは場を読む力の2つが大きく関係すると教えていただきました。まさにその通りだと感じました。

他には例えばメモ力についてです。

大事なのは「数字」です。日にち・時間・金額です。そして次に「場所」です。こうしたことに注意して指導する、しかも相手に合わせた具体的な指導をすることが大切です。相手が分からない指導は指導とはいえません。

私たち指導者は、上からモノを言う指導者でなく、となりにいて半歩だけ前にいる指導者でなくてはいけないと学んだことがあります。相手があって初めて私たちの存在意義があるとしたら、私たち指導者は目の前の子どもたちこそ、本当に尊ぶべき存在であり、子どもたちがいてくれているおかげさまで私たちがある、という当たり前をもっと身近に感じました。

今回、教えていただいたのは

YUME Schoolの心理士/カウンセラーである 車重徳先生

でした。とても素敵な素晴らしい先生でした。

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YUME School

まだセミナーがありますので、また学んで来ようと予定しております。

車先生、この度は大変お世話になりました。ありがとうございました。

ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

謙虚に、学び続けようと思います。

Friends UP

山根 良友